計測をゲーム感覚で楽しむ「HAKARU」を実施

様々な計測を実施している弊社ですが、社員の皆さんが同じものを計測したデータの信憑性についてこれまで精査していませんでした。

例えば、ノギスで100mmのものを計測した場合、99.8から100.2mmまでの計測範囲があるかもしれません。このような、計測の個人差を少しでも収束させてデータの信憑性を高めるために、計測大会「HAKARU」を企画実行しました。

 

測る、量る、計るより、タイトルはズバリ、 「HAKARU」

 

計ったデータが他者と比べてどの程度ずれているのか、また誤差がどの程度あるのかをゲーム感覚でチェックする企画です。

 

第1回目は、水準測量を行いました。

 

会社の近くにある既知点(今回四等三角点を利用)と未知点を設定し、往復の測量結果から個人誤差を求め、さらに参加者(技術系職員全員)による計測結果とどのくらい乖離したのかを判断しました。

A〜Gチーム(各チーム2名)に分かれて、それぞれがレベルを読む人とスタッフ持ちを行いました。その結果がこちら!

結果、平均値は27.474となりました!

往復誤差0mmは、なんと3名もいました。

誤差があっても27.474に近い結果の人が多く、ほとんどが信頼区間に入っていました。

ただし、数十年ぶりに測量した参加者は試行錯誤しながらチャレンジして、読み違いなどがありましたが、これも愛嬌ですね💦

ちなみに、手計算で解答を出してもらってますから、計算ミスした人の責任は負えませんので悪しからず😅

 

「HAKARU」で大切なことは、正解を出すことだけではなく、正しい値が出た場合の感覚を覚えておき次に繋げること。不正解だった場合は、計測時を思い出してどこがダメだったかをふりかえることが重要なんです。

「あー、失敗したー。」

ではなくて、

「あの時のあの動き、やり方がマズかったかなぁ」

というふうに、ふりかえって精度を高めていくことなんですよね。

 

ゲーム感覚で取り組めるように、次回をお楽しみに😄

 

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