32年ぶりにオリジナル「シン・デスク」を制作!

弊社が現在の社屋に移転したのが1990年5月、

以降、32年間使い続けた「机」が老朽化したため、

この度、「シン・デスク」を製作しました。

 

 

弊社の仕事は、現場もデスクワークもあります。

終日、デスクワークをする社員も多く、

一日当たり約33

一週間あたり約23

一年当たり約22

こんなに長い時間使っている、大切な道具なのです。

 

長い時間使う道具だからこそ、

「今よりもっと、良い環境で仕事をしてほしい。」

という思いから、「シン・デスク」の製作を進めることになりました。

 

オリジナルのため、発案から製作完了まで、実に10ヶ月。

結構長かったなぁ。

でも、時間をかけた分だけ、きっと長く使えるはずです😁

 

デザイン・製作には、

ファニチャーホリック(山口祐弘さん)と、

株式会社TAYASU(田安繁晴さん)のご協力を得て、

最後まで私のわがままにお付き合いいただきました。

 

そして、今回のこだわりポイントはこちら!

①無垢の天板

いい天板で良い仕事をしてほしい。一番大切にしたかったポイントです。無垢だと温かみと柔らかさがあって、触り心地も良いので気持ちよく一日を過ごしています。国産の材料を使いたいと思いましたが、ウッドショックが影響もあって。色々検討を重ねてみて、使いやすさを重視したらアメリカンブラックチェリーという桜の種類の材質が適しているということで、この木に決めました。木目がなかなか素敵です!

 

②ロボット掃除機が走るフロア

これまでは、床に荷物を置いたり物が散在していましたが、これを機にロボット掃除機がストレスなく走るフロアを目指しました。床に物を置かないことでフロアがすっきりして視認性も上がり野暮ったい雰囲気がなくなりました。女性社員が週に何度か床掃除をしてくれていましたが、今は床掃除がなくなったことで仕事に充てる時間も増えました。小さなDXですね😄

 

③ケーブル周りをすっきり

パソコンにスマホにパブレット、計測機器etc、とにかく現代はケーブル類が多すぎますね。ロボット掃除機がケーブル類を巻き込まないように浮かせる必要があります。弊社は木造のため、OAフロアではないので、どうしても床にケーブルがごちゃついてしまってました。そこで今回、ケーブルを浮かせる技として、ワイヤーでぶら下げた浮かぶトレーをデザインしました。揺れるパーツ!?、机には考えられないデザインですが、オフィスに揺らぎが生まれるのはとてもいいですね。トレーにはケーブルのほか、HDDやハブなども置けるようにある程度の大きさと長さで設計して、隣り合う机も床にケーブルが垂れることがありません。そして、机の奥には、デスク上のケーブルもすっきりできるように切り欠きも設けました。

 

 

④浮くパソコン台

デスクトップPCにモニター2台が標準となってお仕事している社員がほとんどで、そこにタワー型パソコンを机に置いたのではせっかくのデスク空間が台無しになるので、いかに目立たなくするかも課題でした。そこで、机の下にパソコン台を取り付けて見事すっきり!しかも左右のどちらにも取り付け可能ですし、ロボット掃除機もしっかり掃除しています。

 

 

社員一丸で搬入、組み立て

搬入当日、社員が一丸となってお掃除、搬入、

なんと、最終組み立てもみんなで行いました。

(搬入前のお掃除中。普段掃除できないところもこの際キレイに!)

 

(どドーン!できあがって初めてみた瞬間がたまらなく嬉しい!)

 

(2階に搬入。なんか大変になりそう😅)

 

 

普段ハンマーを持って地質を調べる技術者が、

この日はインパクトを持ってビス留めに大忙し💦

自分達が組み立てたからこそ、愛着も湧きますね😄

(山口さんのレクチャーを受けて、いざ製作)

 

(完成を想像しながら、最後まで「手づくり」)

 

(見事完成!お手入れの方法を聞いてます)

 

 

「シン・デスク」は、今後30年、いや、半世紀以上は確実に使っていける机です。

今後、使い込んでいくことで、雰囲気も徐々に変化していくことでしょう。

これから、机と共に長く歴史を刻んでいけるように、

地学のお仕事で、末長く地域貢献させていただきます。

 

ちなみに、この記事をご覧になっている方に、綺麗な状態をお見せしたくて、

モノカラ(北野隼人さん)にとっても素敵に撮影していただきました。

 

製作に関わっていただきました皆様にとても感謝しています。

ありがとうございました。

弊社は、楽しく働ける環境を大切にすることで、

皆様に最高のサービスを提供し続けていきます。

 

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