「氷河」が立山連峰に3カ所も国内初認定!

大きなニュースが飛び込んできました!

富山県の北アルプス立山連峰で発見された巨大な氷の塊について、日本雪氷学会は2012年4月4日までに、日本初の氷河と認定しました。極東地域で、ロシアのカムチャツカ半島より南で氷河が確認されたのは初めてです。立山カルデラ砂防博物館の調査に基づくもので、5月発行の学会誌に掲載されるようです。

同博物館の研究チームは昨年9~10月、剱岳(2999メートル)の小窓雪渓にある長さ約900メートル、三ノ窓雪渓の約1200メートルの氷塊で高精度の全地球測位システム(GPS)を使って観測を行い、1か月間で最大30センチを超える流動を確認されました。立山・雄山(3003メートル)の東にある御前沢雪渓の約400メートルの氷塊でも、2010年と11年にいずれも1か月当たり10センチ以下の流動を確認されたようです。

当社では、1997年の秋に御前沢雪渓の隣にある、内蔵助雪渓にて探査を行いました。雪渓の内部構造を把握するためのもので、地中レーダ探査(GPR)を背負い、同博物館や富山大学チームと共に登山しました。地下レーダ結果からは内部に分布する落石の傾向や堆積層分布を明らかにし、雪渓構造の把握に貢献しました。

(当時の探査風景。pulseEKKO_IVとpulseEKKO1000を使用し、落石に注意しながら探査)

 

今回の国内初認定に関係者の皆様にお祝いを申し上げます。また、一連の雪氷調査に微力ながら関われたことに感謝申し上げます。この認定を機に、雪氷に関する地球資源や異常気象など様々な研究が発展されることを願っております。

氷河へ探査に出かけてみたいものです。

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