施工工程の悩みを解消
一般的なセメント改良工事ではセメント配合量を決定するために配合試験を実施し、土壌環境基準で定められる六価クロム溶出濃度の確定(公定法※による正規分析、計量証明の取得)まで、約3週間の施工待ちが避けられない状況です。しかし、この手待ち期間が短縮できれば、工程短縮だけでなく経費削減など様々な効果が得られます。
※土壌環境基準、平成3年8月23日付け環境庁告示第46号に掲げる方法
六価クロム・ラピッド法とは
六価クロム・ラピッド法は、圧縮試験後の六価クロム溶出試験を簡略化し迅速に溶出濃度を判定する方法で、短時間で「公定法による溶出濃度」が求められます(下図参照)。これまで1週間程かかる計量証明書の発行を待たずに、翌日には溶出濃度の判定ができるため、手待ち期間が大幅に短縮できます。ただし、六価クロム溶出試験(公定法)はこれまでどおり実施し、六価クロム溶出濃度が土壌環境基準以下であることを確認しなければなりません。ラピッド法は公定法の代替や省略になるものではありません。
▲ラピッド法と公定法の関係図(相関性を実測検証)
ラピッド法による効果
もっと詳しいことを知りたい方は
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