縄文中期の高尾成畑遺跡に用いられている敷石、配石に用いられている粘板岩、花崗岩および花崗堰閃緑岩の強化処理を行いました。さらに凍結融解試験法を用い、それらの石片について耐候性評価を行いました。その結果花崗岩および花崗堰閃緑岩で出現しやすい表面の粒子の剥がれに対し,強化保存処理が適していることが明らかとなりました。
※2009年の高尾成畑遺跡の様子が「infoAtlas」のHPでご覧になれます。