従来、障壁構築にあたって枠体の内部にコンクリートを打設充填することは、現在から離れた作業施設で混練したコンクリートをミキサー車で現場まで運搬するため、施工に多大な労力が必要な上、現場で発生する大量の掘削土砂を搬出除去しなければならないため二重の手間が必要となる問題があった。
障壁の外郭を構成する枠体A内に、構築環境及び目的に対応して設定した剪断強度を得るために、事前に測定して設定した場合のセメントを混入した粘性土砂を、前記測定によって設定された所定の垂直応力によって填圧充填して構築するように構成した。
(2005.5.9作成・掲載)