プロダクト

Pavement Density Profiler (PDP)|舗道密度プロファイラー

迅速・簡単に道路舗装の均一性を測定する

近年の研究で、アスファルト舗装道路の寿命は、均一なアスファルト施工が非常に重要であるということがわかりました。
従来広く受け入れられてきた新装アスファルトの品質測定方法は、舗装が終わった道路からドリルでコアサンプルを取り出し、研究機関で密度を測定するというものでした。コアリング作業は、破壊的な上に、検査に日数がかかり、研究機関から結果をうけとる頃には、舗装が冷却していて、もし問題が見つかっても修繕することが難しいものでした。

この他の舗装密度を計測する方法は、アスファルト舗装密度測定器(PQI)と核密度ゲージがあります。核密度ゲージは安全性や使用・運搬に放射能源物質を取り扱う資格が必要など、利用が容易ではありません。

「アスファルト舗装道路の適切な施工は道路の長寿命に欠かせません。研究によれば、1%密度が増加すると、アスファルト舗装道路の寿命は少なくとも10%伸びるとの報告があります。」 -米国連邦道路局 交通課より

多くの法律は核密度ゲージの使用を認めていません。またコアリングのように、通常100cm2ほどの小さいエリアの舗装サンプルだけしか検査しません。ここで課題になるのは、広い路面の適切なサンプリングを確保するために、この方法で十分なサンプルが取得されるかどうかということです。ポイントでのサンプリングは測定値に差が出る可能性を残し、適正値に達しない場所があるかもしれないというリスクを増加させます。そして適正値に達しない舗装箇所は早期の道路崩壊を招く可能性があります。

新しい舗装密度測定器(PDP)は、広範囲な舗装道路の密度測定を短時間で行うことができます。データは非破壊および非接触方法で採取され、リアルタイムで表示されるため、舗装中に舗装の均質化をすばやくチェックすることができます。

PDPはアスファルト舗装道路の可変性を測定し、データをポイント(図1)、プロファイル(図2)、そしてエリアマッピング(図3)のそれぞれの操作モードで収集し、破壊的なコアリングよりもより完璧な密度測定値を提供します。高密度および低密度のエリアは、この後、より精密な調査を投入することができます。

図1 PDPのポイント測定値のPDFレポート(Stationary(固定)モード)。アスファルト舗装道路の一箇所でサンプリングを行う。30秒~60秒間に数千回サンプリングを行い、統計と結果の分布図を作成します。

図2 2車線を横断して0.1mごとに収集したプロファイルデータ。プロファイルプロット(b)を見ると、車線中央の継ぎ目部分が2つの車線部分と比較して低い密度を示している。

PDPは電波を地表に放出して、反射波を検出することで、アスファルト舗装道路の誘電率を測定します。この情報はリアルタイムで密度あるいは空気含有量値に変換され、その場で結果表示されます。

PDPはシングルバッテリー搭載の一体型システムで、画面表示やシステムコントロールを行うタブレットにワイヤレスで接続しています。操作方法および現場での設定・操作も非常に簡単で、現場での安定した収集結果を提供します。

PDPの特徴

・設定→探査開始まで数分で完了。
・出荷時キャリブレーション-現場での複雑で面倒なキャリブレーションは不要です。
・現場での作業開始前動作確認がすばやくできます
・一箇所でのポイント測定値とプロファイルそれぞれのモードで収集可能
・複数のプロファイルデータをマップビュー形式で表示可能
・PDF形式の自動レポート作成機能
・CSV形式でのデータ出力

図3 PDPエリアプロット(プランマップビュー)。2車線を横断して収集した10のPDPプロファイル(探査幅1m)。密度マップでは高低様々な密度が表示され、図3では車線継ぎ目付近に低い密度のエリアと高い密度のエリアがともに存在することがわかる。

図4 プロファイル測定値を合成してマップビュー形式にします。密度の高低が一目瞭然で、その後の詳細調査が必要な箇所がすぐに特定できます。

機器の説明

1 ディスプレイ

タフでサンライトリーダブル機能を装備したタッチスクリーンディスプレイ

・直感的、シンプルなユーザーインターフェイス
・選択可能な出力形式

  • 反射係数
  • 比誘電率
  • 正規化密度
  • 密度
  • 空気含有量
2 フレーム

軽量なファイバーグラス製カート

・センサーの妨げになる金属部分を最小限に抑えたカートフレーム
・オドメーター搭載により均等間隔でのデータ収集が可能

3 センサー

・道路面から反射した電波を計測
・自己完結型ワイヤレスセンサー
・内蔵バッテリー
・出荷時キャリブレーションにより現場での面倒なキャリブレーション操作不要
・現場での動作確認が簡単
・タブレットのWi-Fi接続によりリアルタイム出力可能
・データ保存機能

4 出力

・現場作業中の自動PDFレポート作成可能
・後処理のためのCSVファイル出力可能

5 GPS

・内蔵および外付けGPSサポートにより収集データの地理情報付与

オフィシャルページはこちらから

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