ドローンを用いた新たな計測技術

ドローンを用いた新たな計測技術

ドローンにカメラとGPSを搭載し上空から撮影します。撮影写真を解析することで上空からの歪のないオルソ(正射)画像や3次元情報(点群データ)が簡単に得られます。これらのデータが容易に取得できることから、様々なことが可能になりました。
オルソ画像は、建物や道路などが正しい位置と大きさで表示されるため、GIS等の背景データとして他の地理空間情報に容易に重ね合わせることが出来ます。これにより、対象の位置関係を把握が出来ます。右上図は、ある河川における出水6時間後のオルソ画像を示しています。この画像から、洪水によって農地内へ越水した範囲を特定することが出来ました。
3次元点群データは、3次元位置情報(x,y,z)と色彩情報(r,g,b)や反射強度を持った点の集合です。ドローンから得られる3次元点群により、撮影地の現況を3次元で把握できます。右中図は、ある河川における3次元点群データを示しています。砂礫河原の復元事業が実施されているフィールドです。ドローンは航空機などに比べ低コストで飛行させることが可能であり、対象物の時間的な変化を追うことも容易です。これにより、砂礫河原復元のより良い手法の検討が可能です。右下図は、あるため池における3次元点群データとこの断面を示しています。大雨によりため池堤体が破壊されたフィールドです。危険な現場から離れた箇所で、5分程度の実飛行で作成した点群データを用いて任意の点における断面線を作成しました。

これに基づき、ため池の改修工事に係る設計を迅速に行うことができました。
樹木の下など、写真に写らない箇所は上記の方法では計測できません。このような箇所は、レーザーを搭載したドローンが力を発揮します。

お困りごとがありましたら、何なりとお問い合わせください。